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Resume(履歴書)を準備する─もくじ

  • Resume(履歴書)とは何か?ボストンキャリアフォーラムにおける重要性
  • Resume(履歴書)は必ず英文のものも用意
  • まずはResume(履歴書)テンプレートを入手しよう
  • ターゲットを定めよう ─Resumeを書き始める前にやるべきこと
  • Resumeのネタを考える。STARフレームワークの使い方
  • Resumeを書く上でのポイント
  • Resumeを書く上でのポイント:ヘッドラインを効果的に使おう
  • 日本語の履歴書はどうすればよいのか
  • 英文履歴書の書き方
  • 【質問と回答】 当日持って行くResumeの種類と数
  • Resume(履歴書)とは何か?ボストンキャリアフォーラムにおける重要性

    日本では、履歴書と職務経歴書(職務経歴書は就労経験がある人のみ使用します。)というのが通常就職活動で使う資料となっています。 英語では、履歴書のことをResume(レザメ)と呼びます。これは、日本の履歴書と職務経歴書が合わさったようなもので、学歴や職歴などの自分の今までの履歴を書きます。 ボストンキャリアフォーラムにおいては、3つの用途で使われる、非常に重要なものです。


    1.書類専攻の重要な基礎資料

      
    第一に、事前の書類専攻の重要な基礎資料となります。これはウェブサイトに登録する内容がそれに該当します。ボストンキャリアフォーラムでは、事前に企業に応募することができますが、企業の採用担当者は、それらすべてに目を通すことはしません。採用担当者は、まず何百何千という応募者を、専攻や学校名など、あるキーワードを使って振るいに掛け、そしてそれらのキーワードが入っている人たちの詳細な内容をチェックします。ですから、この時点で担当者の目に触れてもらえないと、土俵にすら立てない訳です。


    2.当日の面接用


    次に、当日の面接時にResumeが必要になります。だいたい、面接の最初で、「では履歴書をお願いします。」と言って、提出を求められることが多くあります。この場においては、面接官は多くの場合、Resumeの内容に沿って面接の質問を行います。


    3.面接の後の選考の重要な基礎資料


    最後に、面接の後で、選考の重要な基礎資料となります。企業は、多くの場合、複数の面接官を用意しています。そして、面接での結果が同じくらいの応募者が複数いた場合は、複数の面接官が集まり、履歴書を見比べて、最終判断を下す、ということはよくあります。



    いつから準備すればよいのか?


    このように、履歴書は、ボストンキャリアフォーラムでは、あなたの運命を決める最も重要な書類だと考えてよいと思います。よく、いつから作成を始めたらよいか、という質問を受けますが、答えは唯一つです。「今すぐ」です。

    Resume(履歴書)は必ず英文のものも用意

    ボストンキャリアフォーラムでは、履歴書は2種類が必要です。日本語の履歴書と、英文のResumeです。ではまず、日本の履歴書と英文のResumeの違いについて確認してみたいと思います。


    日本の履歴書と英語のResumeの違い


    《日本の履歴書》

    dl_thmb.gif・見開きB4サイズが基本
    ・フォーマットは統一
    ・基本は手書き
    ・写真が必要
    ・記載項目は、氏名、生年月日、住所、学歴、資格、趣味、志望動機など



    《英語のResume》

    Education_Resume1.jpg
    ・サイズはレターサイズ一枚
    ・フォーマットは自由
    ・手書きはNG。必ずワードで作成
    ・写真は不要
    ・記載内容は、氏名、住所、学歴、資格、技術、職務経験など、項目ごとに詳細を記述



    なぜ英語のResumeがよいのか?



    理由その1.複製の手軽さ

    上記の違いにもあるとおり、圧倒的な違いは、複製の手軽さです。日本語の履歴書の場合は、基本は手書きでかつ写真が必要です。量産するのに、ものすごい手間がかかるため、当日に足りなくなったときのダメージが大きいのです。毎年ボストンキャリアフォーラムに行くと、ホテルでも会場でも、必死に足りなくなった履歴書を書いている学生に出会いますが、本当に時間の無駄です。

    一方英語のResumeは、基本的にはレターサイズのワードドキュメントです。内容さえ決まっていれば作成はパソコンで簡単に作れる上、量産はプリントアウトかコピーで十分。写真も不要です。万が一、会場で足りなくなった場合は、単にコピー屋を見つけて、一枚数十セントで必要部数をプリントするだけです。


    理由その2.内容の密度

    日本語の履歴書は、単に学歴や職歴の羅列があるだけで、その学生が一体何をしてきて、どんな達成をし、どのようなスキルがあるのかなどといった、ストーリーを描くことはできません。

    英語のResumeは、学歴や職歴ごとに、自分の研究内容や達成したこと、獲得したスキルなどを細かく記述することができます。これらの内容が、書類選考のステージで、大きな力を発揮する訳です。


    まずはResume(履歴書)テンプレートを入手しよう

    テンプレート入手が第一歩


    では早速、作成を始めましょう。英文のResumeは、基本的にはマイクロソフトのワードで作成されています。ですから、まずはマイクロソフトのワードで作成された、レサメ用のテンプレートを入手することが、スタートラインになります。

    このテンプレートは、様々なタイプがありますが、書式は特に決まっていません。ですから、自分が最も書き易く、受け取る相手が読みやすいものを探すとよいでしょう。下記は、英語のワード形式でのテンプレートを配布しているサイトの一例です。他にも、Googleなどで、「Resume Template」といったキーワードで検索すれば、たくさん見つけることができると思います。


    《英文Resumeテンプレート配布サイト》



    Southworth

    College Grad.com

    Resume Template

    Resumes and CVs


    ターゲットを定めよう ─Resumeを書き始める前にやるべきこと

    Resumeを書き始める前にやるべきこと


    Resumeを書き始める前にやるべきことは、ターゲットを絞ることです。つまり、どの業界のどのポジションを応募するのか、事前に決める必要があります。なぜなら、業界そしてポジションによって、求められる経験やスキルが違うからです。

    ですから、自分が応募したいと考えている業界と職種をまずピックアップし、求められているスキルや経験をよく調べましょう。外資系企業の場合は、採用サイトにポジションごとのJob Descriptionが明記されているので、必ず入手し、重要だと思うキーワードを抜き出しておきましょう。

    このJob Descriptionは、Resumeを作成する上で、非常に重要な情報を数多く教えてくれます。新卒のページに行くと見つからないことも多いので、その場合は、中途採用のページに行き、該当する、又は近いJob Discriptionを探しましょう。


    Job Discriptionを活用しよう

    例えば、下記はGoogleのJob Discriptionです。


    企業名: Google
    ポジション:プロダクト マーケティング マネージャー - 東京

    Google では、日本市場における優れたマーケットセンス、より良い製品・サービス開発への情熱、オンライン業界での経験を兼ね備えたプロダクト マーケティング マネージャーを募集しています。

    主な業務内容:
  • Google のグローバルチームと共に、日本ユーザーに向けた製品 / サービスのマーケティング (ポジショニング分析、コミュニケーション計画の策定やブランディングなど)
  • ユーザーニーズ把握のための市場調査の策定および実施
  • 社内プロダクト、エンジニア、ビジネス デベロップメント、セールスなどのチームとの協業のもと、ユーザーのニーズに即したプロダクト開発要件の策定
  • 製品 / サービスに最適なマーケティング資料の作成
  • 外部業者との交渉、取引の実施
  • US 本社のアジアパシフィック チームや幅広いプロダクトマーケティング チームとのコミュニケーション

    必要な経験 / スキル:
  • ネイティブレベルの日本語力および英語に堪能であること
  • 4年制大学卒業以上、MBA があれば尚可
  • 日本における4年以上のプロダクト マーケティング、ダイレクト マーケティング、マーケティング プログラムおよびコンサルタントなどの経験
  • 卓越したマーケット戦略の立案能力
  • 優れたプロダクト ポジショニングの分析能力
  • 日本の検索市場およびオンライン広告市場の理解
  • 市場における Google のポジショニングと戦略の理解
  • 様々な製品 / サービス開発に伴うチャレンジ精神

    Product Marketing Manager - Tokyo
    This position is based in Tokyo, Japan.

    Google is looking for an experienced product marketing manager with excellent marketing sense, deep understanding of the Japanese market, and passion for creating the best products which satisfy the local market needs.
    Responsibilities:
  • Work with the global team to define the Google product positioning, messaging, and branding.
  • Sponsor and co-lead product research that offers penetrating insights into the needs of the local consumers and customers.
  • Work with Product, Engineering, Business Development and Sales Teams to translate the user needs and wants into product requirements.
  • Develop collateral that optimally positions the strengths of our products.
  • Manage marketing vendors and suppliers in order to best support marketing activities.
  • Interface with the Mountain View (HQ) based APAC and broader product marketing team and act as the liaison for Japan.

    Requirements:
  • Native level fluency in Japanese, fluency in English.
  • BA/BS degree, MBA a plus.
  • Ideal candidate will have four plus years experience in product marketing, direct marketing, marketing program management, or consulting in Japan.
  • Passion for analyzing products, customers and market dynamics.
  • Strong organizational and analytical skills.
  • Demonstrated capacity for developing and understanding strategy.
  • Strong aptitude for determining the optimal way to position products in the market.
  • Understanding of Google's strategic and competitive position.
  • Passion for working on a variety of product and search related challenges.

  • 上記をみて分かるとおり、Googleがこのポジションで必要としているスキルやコンピテンシーはこのJob Descriptionからはっきりと読み取ることができます。言い換えれば、もしこのポジションに応募したければ、上記の要素が数多く、Resumeの中に含まれていなければならないのです。

    Resumeのネタを考える。STARフレームワークの使い方

    STARフレームワーク入門


    Job Discriptionを入手することによって、自分が応募する企業のニーズは既に分かっています。次は、この企業に応募するためのResumeを書き始めなければなりません。

    しかし、書くためのネタがなければ書こうにも書けません。ですから、次は、相手のニーズに合わせて今までの自分の人生の「たな卸し」をしましょう。つまり、過去の経験で、相手企業にとってアピールできそうな要素を集めてゆくのです。


    例えば、応募企業のJob Discriptionの中に、「分析力が必要」という項目があったとしましょう。その場合は、分析力をキーワードに、自分の過去の経験を考えて見ます。すると、下記のような経験が浮かんできました。

    1.大学のあるクラスでのサイメントの経験
    複雑な統計学の問題を解かなければならなかった。

    2.インターンシップ先の企業での経験
    インターンシップ先の企業で、市場の現状や動向をリサーチした。


    該当する経験が上がったら、次のSTARフレームワークに入れて、詳細を考えてゆきます。

    Situation(状況): 地元のある小学校は、
    Tasks(課題): 何をしなければならなかったのか?
    Actions(自分がした行動): 自分は何をしたのか?
    Results(その結果): その結果、定性的、定量的にどのようなことが達成できたのか?


    STARフレームワークの具体例


    では2番を使って、STARで考えて見ましょう。

    Situation(状況): インターンシップ先の企業が、新規事業に参入しようとしていたが、未経験のマーケットだった
    Tasks(課題): 未経験の市場に参入するための、市場の基礎データが必要だった
    Actions(自分がした行動): 学校の教授などの助けを得ながら、マーケティングのリサーチを行った
    Results(その結果): その結果、500人のアンケートを回収し、10枚以上の分析レポートを作成。経営陣に提出した。


    という言うわけで、Job Descriptionに記載してある重要なポイントをすべて網羅できるまで、上記のプロセスを繰り返します。これらは、後でやる面接対策としても、非常に有益なアプローチです。

    Resumeを書く上でのポイント

    Resumeに書くべき内容



    Resumeに書くべき内容ですが、次のような事柄が該当します。
    ・自分がやってきたことのプロセス
    ・他の人々との関係
    ・携わっていたことの規模
    ・獲得したスキルや技術
    ・リーダーシップの経験
    ・達成したこと

    つまり、あなたが何処で、誰と、何をどのようにして、どんなことを達成してきたのか、これがResumeを読む人にわかるようにすること。これが重要なポイントです。



    パワー動詞を使う


    Resumeには、いわゆるパワー動詞と呼ばれるものを使います。例えば、次のようなものです。

    increased, decreased, maximized, analyzed, improved, reduced, streamlined, created, initiated, solved, resolved, developed, initiated, completed, achieved, generated, impacted, negotiated, revitalized, established, achieved. 

    これらの動詞は、非常にポジティブで、力強いメッセージを相手に伝えることができます。



    重要なことから書き始める


    英文のResumeは、Education、Working Experience、Skills、Otherなど、いくつかの大項目に分かれていて、よくどの順番に書けばよいですか?と聞かれることがありますが、基本的には相手に読んで欲しい項目から最初に書き始めます。

    もし学歴に強みがあるのでしたら、Educationの項目を先に書くべきですし、インターンシップなどをやっていて、職歴に強みがあると思えば、Working Experienceから書くべきです。


    Resumeを書く上でのポイント:ヘッドラインを効果的に使おう

    ヘッドラインとは何か?


    ヘッドラインとは、Resumeの大項目です。

    resume_heding.jpg

    ヘッドラインの種類と使い方


    上記のサンプルは、Education、Experience、Skills and Certificationsの三部構成になっています。一般的に、Resumeのヘッドラインとしては、次のような項目があります。


    ●Executive Summary
    エグゼクティブサマリーとは、自分のキャリア全般のまとめです。プロのResume添削サービスなどを使うと、この項目を必ず入れるように指導されることがよくあります。

    ●Experience
    Resumeにおいては、職務経験のことを指します。日本では、アルバイトやインターンは職務経験にはカウントされませんが、アメリカでは、堂々と皆ここに自分の経験したことを書き入れています。その意味で、学生といえども、この項目を入れない人はまれです。

    ●Education
    学歴です。大学名、専攻のほか、奨学金、アワード、部活動やサークルなどを記載します。

    ●Interests
    提出企業から見て、魅力的な自分の趣味や関心事項があれば、記載します。例えば、ノースフェイスやパタゴニアのようなアウトドア企業にとっては、応募者が登山やサーフィンの愛好者であれば、ポイントがプラスになるはずです。

    ●Professional Affiliations
    プロフェッショナル・アフィリエイションとは、自分が所属している学校や会社以外の組織を指します。研究学会や、経済団体、NGO、NPOなどが該当すると思います。

    ●Achievements / Accomplishments
    過去に自分が達成したことです。

    ●Skills
    技術や能力です。コンピューター関連は、記載し易いと思います。日本にいれば、語学について記載したくなるところですが、ここはボストンキャリアフォーラムです英語ができるのは最低条件。間違っても、記載しないようにしましょう。

    ●Services
    アメリカでは、一般的にボランティア活動に従事することは、非常に高い評価を受けます。何らかのボランティア活動の経験があれば、記載してもよいでしょう。



    と、このようにヘッドラインだけを見てみても、いろいろな種類があります。重要なことは、自分を最もアピールし易い項目はどれか、ということです。各項目ごとに、自分の経験をリストアップしてみて、書き易いヘッドラインを選択したらよいでしょう。正解はどこにも存在しませんので。



    日本語の履歴書はどうすればよいのか

    英語のResumeと日本語の履歴書、両方準備しよう


    ボストンキャリアフォーラムは、2種類の履歴書を用意する必要があります。これは、時々企業によって、要求してくる履歴書の種類が違うからです。


    日本語の履歴書のフォーマット


    日本のフォーマルな形式の履歴書は、フォーマットが決まっています。ベーシックなものをネットからダウンロードして、印刷して使いましょう。尚、印刷に当たってはサイズが違うのでその点は多少調整する必要があります。


    写真も持っていこう


    企業の中には、写真の添付を要求してくるところもあります。事前に写真は写真屋さんで撮っておき、要求に合わせて使えるようにしておきましょう。写真は、もちろんカラー、サイズは3×4cm前後でしたら問題ないでしょう。

    写真を持ってゆくのが面倒だという人は、デジタル化したものを、履歴書に埋め込んでそのまま印刷してもよいかもしれません。あまり印象はよくないかもしれませんが、写真がないよりもましです。

    これは某コンサルティング会社の、採用担当者に聞いたことですが、女性の場合、コンサルティング会社のパートナーたちの最終決定要素は、「外見」だったそうです。学歴も能力も同じ場合、最終的には見た目がものをいうということらしいです。しかし、コンサルティングのようなクライアント商売の場合には、これはあながち的外れな要素とはいえないのかもしれません。

    英文履歴書の書き方

    510VNHKD4EL._SL500_AA240_.jpg英文履歴書関連の書籍の中で、アマゾンで最も売れており、英文履歴書の作成バイブルと呼ばれているのが、本書、英文履歴書の書き方〈Ver.2.0〉です。

    本書は、アメリカの最新スタイルの履歴書を紹介しており、読者限定サイトからは、サンプルのダウンロードも可能です。レジュメのサンプルは、計56例を紹介している。

    著者の有元美津世氏は、グローバルリンクというリサーチ会社の代表を務めており、採用する側から、成功する英文履歴書の作成方法を指南している。

    【質問と回答】 当日持って行くResumeの種類と数

    質問:

    こんにちわ。
    今回BCFに参加するアメリカの大学3年ERIと申します。
    このサイトには大変お世話になっております。

    質問させてください。
    各企業に前もってエントリするためのネットのresumeではなく、ワードで自分でオリジナルに作るresumeについてなのですが、これは各企業ごとに作っておくのでしょうか?それともどの企業にでも対応できるように作るべきなのでしょうか?
    一番最初に書く会社名やポジションなど、企業や業種によって違いますよね。
    それをどのようにウォークインでも対応できるようにするのかなと思って……
    恐縮ですが、教えてください!!!( ;∀;)



    回答:

    質問ありがとうございます。結論から言うと、ケースバイケースでしょうね。僕の場合は、英文のResumeを一種類だけ持って行きました。理想は、ERIさんがおっしゃるように、各企業ごとに用意するのでしょうが、僕は単に面倒だったのと、志望している仕事がかなり絞り込まれていたこともあり、一種類にしました。

    しかし、僕の友人で人事とマーケティングの二つのポジションを狙って参加していた友達がいて、彼は人事用とマーケティング用の2種類のResumeを用意していましたね。彼のように、あまりに違う職種に応募する場合は、別のものを作った方がよいと思います。


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